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2011/01/15

昨今定番と・・・


・・・なりつつある、鐵道などの風景も含めたオブジェクトのキャプチャこそ、
FoveonX3機を使用して撮影して欲しいカモ と、おきつねさまは ささやかな希望を述べてみる。

って、クセあり過ぎて、嫌気するカモだけど(^_^;)

云うて、感度の選択誤らなければ、他より使い易いと思うのだが・・・
無理やり露の立ち上げ融通が効くコトをいいコトに、得てして高感度で使用しがちなベイヤー板機材と違って、
フィルムの使用感に近いと思うのだよ、光や色に対するクセは。

・・・まぁおきつねさまは露の無い時でもISO50でしか使わないケド(^_^;)

フィルム時代も、今は亡き往年のフィルム AGFA SUPER50を主に、ss1/60以下で撮影していたから、
そんなに違和感はナイし、むしろ吐き出される結果は限りなく近いと想うのだよ、デジカメの類の中では。

ただデフォ設定だと、SUPER50とは振れる色の向きが若干違ってるのが難・・・ 誤差の範囲と云う向きも居るが、
おきつねさま的にはグラデパレット的微調整GUIが欲しいとクレームを出している。
って、かなり経ったが、一向に改善されてこない模様・・・


去年秋には、今年早々にフラッグシップとして、SD1が出るとかアナウンスされてたケド、
ホントにスケジュール通りに投入されるのか知らん?(´ヘ`;)

新型受像板は、相当の自信作らしいが・・・
(独占記事)シグマとフォビオン社がSD1について語る - 写真あれこれ [ 20101006 0155 ]

って、いずれにしても、金欠な おきつねさまには手も足も出せないケド・・・┐(´_`)┌


当初から画の先鋭さを売りにしていたFoveonX3機も、ホントのトコロは、端末画面上での実サイズ表示だと、
N社やC社製品に比べてイマイチ シャープさに欠ける感のある、使用ちぅのSD14。

現像の段でさえ一切画を"造る"と云った小細工がない分、レンズの能力や、
受像板のグリッドの粗さは顕著に出るのだろう・・・ ナニせ受像3層構造とは云うモノの、
実際のグリッド自体は470MegaPixなのだから、コレはやっぱり仕方がナイ・・・

それでもダイナミックレンジだけは 9.6段と、
未だEOS-1DsMarkIIIと同等1位の座に居るのだから、まぁ褒めてやるべきなのだろう。

転じて、投入間近のSD1、EPS-Cサイズ止まりで、主流となりつつある35mmFullSizeには至らなかったモノの、
ソレらの問題は完全に払拭されるコトに疑う余地のナイ新受像板の分解能と解像度と構造・・・
実際かなり興味はあったのだが、SD14とは操作系の大部分が異なるとの報道だったので、どの道調達予定は無い。

おきつねさま的に次期散財は、FoveonX3が中判機の解像度をサクッと越えたトキだと考えてる。
つか、単純換算だと、他社でもよくある35mm判同サイズでも、ソレを充分実現可能なのが、
FoveonX3の構造の面白いトコロ・・・

そうなると、能力的にも価格的にも、PentaxやMamiya機買う必要はナイ罠、ドウ考えても。

ホントはそうした仕様をSD1で実現して欲しかったのだがねぇ・・・(´ヘ`;)
ソレだと生産現場での歩留りがドウなるか っつ~のが少し疑問だが。

2010/02/23

ようやく試写・・・


・・永らく放置していたこの企画w

改造アダプトールを用い、TAMRONの古参玉の撮り味を楽しむ・・・ と云うか、
SIGMA現行の玉と、同一被写体で比較するってヤシ。

なんか急に違いがドウ出るか気になったので、取り敢えず手持ちの長玉3種類で、
日課の定点撮影と同様のアングルを撮影してみた。
・・・いつもは、17-70mm F2.8-4.5 の ワイド端でのみ撮影を行っている風景だ。

で、今回使用した玉は


 SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG
 TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
 TAMRON 70-350mm F4.5 (05A OldStyle)


・・・と、全て望遠寄りなモノのみで、且つ、テレ/ワイド端で それぞれ撮影してみた。

ウチ後者2つは、更に Kenko 2x APK.TELEPLUS MC7 を装着しての撮影も試写。
改造して散々使用してきたが、こう云う比較に使うのは初めてだったり(爆)


で、参考までに、今朝(つか昼過ぎてるケドw)起きた時に撮ったモノから並べてみた。いつも通りのアングル・・・
025256
撮影日: 2010/02/23 12:19:34
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 17 mm (17-70)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

良く晴れてるケドね・・・
025262
撮影日: 2010/02/23 12:20:17
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 17 mm (17-70)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影



まずはTAMRON SP玉から・・・
025266
撮影日: 2010/02/23 12:23:41
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F5.6
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 300 mm (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)

引いてみる・・・
025268
撮影日: 2010/02/23 12:25:06
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F6.3
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 60 mm (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)

テストアングル3・・・
025272
撮影日: 2010/02/23 12:26:54
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード: 不明
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 60 mm (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)



次にSIGMA APO 70-300mm・・・
025275
撮影日: 2010/02/23 12:28:41
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 300 mm (70-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

慣れがあるってのもあるケド・・・
025277
撮影日: 2010/02/23 12:29:54
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 70 mm (70-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

やっぱり綺麗に取得するね・・・
025278
撮影日: 2010/02/23 12:30:16
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 70 mm (70-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影



お次は TAMRON 70-350mm・・・
025282
撮影日: 2010/02/23 12:36:53
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 350 mm (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)

ドウにも手持ちで撮るには重いのよ・・・
025284
撮影日: 2010/02/23 12:38:20
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F6.3
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 70 mm (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)

ソレがイイってのもあるケドw・・・
025287
撮影日: 2010/02/23 12:39:09
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F6.3
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 70 mm (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)



テレコンつけて TAMRON SP 60-300mm・・・
025294
撮影日: 2010/02/23 12:45:05
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F4
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 300 mm (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom

ピンがしんどい・・・
025297
撮影日: 2010/02/23 12:46:16
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/200秒
絞り値: F4
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 60 mm ×2 (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom

寄るなぁ・・・
025299
撮影日: 2010/02/23 12:47:08
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/80秒
絞り値: F4
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 300 mm ×2 (60-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON SP 60-300mm F3.8-5.4 (23A)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom



TAMRON 70-350mmにもテレコン付けて・・・
025305
撮影日: 2010/02/23 12:51:25
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F4.5
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 350 mm ×2 (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom

いつも月を撮るのに使う装備・・・
025306
撮影日: 2010/02/23 12:52:22
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F4.5
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 70 mm ×2 (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom

思ったよりイケる・・・
025308
撮影日: 2010/02/23 12:52:51
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F4.5
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 350 mm ×2 (70-350)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影

Lens :
TAMRON 70-350mm F4.5 (05A 旧ロゴ)
(ADAPTALL Series - ManualFocus)
+ KENKO 2x APK.TELEPLUS MC7 Custom



SIGMA玉で同アングル・・・
025313
撮影日: 2010/02/23 12:55:18
露出モード: M-マニュアル露出
露出補正: 0
ISO感度: 50
ホワイトバランス: オート
カラーモード:AdobeRGB
フラッシュ: 非発光
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F8
測光モード: 評価測光
フォーカスモード: M-マニュアル
焦点距離: 300 mm (70-300)
記録画素数: HI
ドライブモード: 1コマ撮影



急遽撮ったので、支えは窓枠と手・・・ 画が明るいのは、ブレててとてもココで使えないモノも・・・
なので、速めのSSのモノを使わざるを得なくて、なんか やたら暗いものが多くなってしまった。

とても、何かしら参考になるとは思いがたいが、試した感じ、Kマウント玉でも結構イケるのが判った。
しかし、テレ端撮るに、空気の揺らぎってのを、改めて思い知らされたよ・・・(´ヘ`;)
< X3F設定(共通) >
露出: +0.0 / コントラスト: +0.5
シャドウ: +0.0 / ハイライト: +0.0
彩度: +0.2 / シャープネス: +1.0
X3 Fill Light: +0.0 / カラー調整: 0

SIGMAカメラ考・・・


ナニがともあれ、同社機であれば、FoveonX3の大型化と云うのが、
クライアントからの要求も少なくない、比較的優先順位の高い項目の筈なのだ。

だが、コレがもし、開発難易度が低いモノなのなら、もうとっくに市場へ投入されているだろう・・・
で あれば、現実的な話として、先に発表されたSD15に搭載されていると云う、

AFE(AnalogFrontEnd)
が、どのように、FoveonX3やTRUEⅡに対して実装されているのかが、非常に気になる。

どう云うコトかと云うと、あのFoveonX3にオンダイなら、面積拡大に次ぐ物凄い改良事項と云えるからだ。
しかし、今回の発表的には、そのようには見受けられない・・・orz

そうした、最短経路で接続するからコト効果のある回路の同梱は、将来の受像素子面積の拡大を考える上でも、
重要なファクターと成り得るだけに、今後のSIGMAの動向に目が離せない、と云ったトコロだろう。

CFを交換してもらう・・・


・・・SiliconPower CF 200倍速 8GB

SD14で使っているメディアなのだが、おきつねさまは コレを2枚しか所有してない。
が、便宜上 それぞれを A、Bとする。

このAとBは調達元が異なり、且つ購入時期が1週間ほどズレている。
コレは SD14新規調達時に、最安値だったULMAXにAを発注するも、
メディア1枚だけでは不測の事態に対応できないと考え、後日急遽BをAmazonで調達したからだ。

従ってロットも異なっていた。
・・・しかしソレで、アレ程クセが異なるとは想像ダニしなかったと云うのがホンネだ。


購入当初から Bは、Aより容量がRAWデータ1枚分小さく、起動が遅かった。
CFの起動速度の違いはSD14のアクセスランプの点滅数で判断できる。

Aは3回、Bは5回だった。

その上Bは、SD14での使用でプレビュー画像記録破損の症状が酷くて、何度も交換して貰った。
が 結局、電源を切る直前の1枚が確実に破損するなどの問題は改善しなかった。

・・・3度以上交換の後、大幅な改善は諦め、この問題を抱えたまま、使える範囲で使うコトにした。

そして、先頃までは、電源投入直後と切る直前にNull打ちする と云う対処療法で、
騙し騙し利用してきたワケだが、購入から1年ちょっと経った去年末、その症状は使用に耐えないレベルに・・・

トクに顕著に現れたのが、頼りにしていたAのほうで、
撮影後にカメラの電源を切り、次の撮影時に電源を入れて(ないし誤動作で自動再起動した場合)撮影すると、
その前の撮影データが全て破損してしまうのだ( ; ゚Д゚)

しかもソレが判ったのは、選りにも選って、久々の外出での撮影分30枚近いロスト・・・
サスガにアレにはマイった(-_-;)


とは云えコレら、纏めて交換するにも、上述の通り所有メディアは2枚だけ、替えはナイ・・・
仕方ないので、今年になって1枚ずつ時期をズラし、交換を依頼したのだった。

交換対象1枚目(A)を01/25にメーカーへ発送し、替えが届いたのが01/30。
2枚目(B)は、02/04に発送し、02/11に届いた。


で、インプレをうpする前に、暫く使って様子を診ていたワケなのだが、
新たに届いたロットは、驚くほど好調だ。しかし、この新たな2枚にも癖がある。
まぁ そのおかげで、SD14との相性問題の・・・ プレビュー画像データ破損の原因が見えてきた。

AはBに比べ、起動が少し遅い、上と同じ指標で云うと、Aは 5回、Bは 4回 で起動する。
対し、書き込み速度は逆で、Aのほうが若干速い結果を示す。
そしてBでは プレビュー破損がソコソコ顕著に起こるが、Aでは その問題は、ほぼ生じない。


ここまでに挙げた挙動から推すに、


   CF側、意外に起動が速いと云うのは正常起動ではない可能性もある。


と、考えたほうが良さそうだ。 そして、SD14側では、


   CF書き込み速度に起因して生じる遅延が、
   ファームウェアかハードウェアで許容できる待機時間を超えている。


ように診受けられる・・・ 障害の素因が半導体であるなら、容易に修正を施すコトは叶わない・・・
しかしファームウェアに起因しているのなら、書き込み遅延許容時間を大きく取るよう修正するだけで、
それなりに改善すると診てよいだろう。


ツマるトコろ、SD14のファームの仕様とシステムダウンなどの誤動作も相まっての症状のようだが、
主たる原因は、CFの劣化による書き込み速度の低下だったと診るべきだと云うコトで結論にしたい。しかし、その点を考えるに、SD14って、思いの外 メディアの(性能の)敷居が高かったのな・・・(´ヘ`;)

確かに、200倍速CFなんて、今となっては低速板、価格も既に おきつねさまが入手した時期の半額切ってる。
もっと高速の媒体が低価格化している昨今なら、改めてコレを選択して買うコトもナイのだろうから、
今更こうした問題は生じないだろう・・・

実際SiliconPowerの方から聴くに、同社300倍速以上の媒体では報告のナイ症状 なのだそうだ( ; ゚Д゚)

なんてハズレ引き・・・orz

2010/02/22

SD15の期待できるトコロ・・・


・・・を列挙したいが、その内、おきつねさま的に気に入ったポイントは3つ。


ミラーの衝撃を抑える2モーターシステム
構造の見直しで動作時のショックを抑えるってのは、流れとして歓迎してイイと思う。
ただ、音とかショックとか、贅沢云わなければ、SD14のアレでも充分だったんだケドね(^_^;)
むしろ スプリング使うと、衝撃以上に機械的故障の要因となるので配慮したのだと思う。
実際、おきつねさま所有機では、半年足らずで壊れて修理出したしなw (その後は良好)


AFE(AnalogFrontEnd)
SD15からの機能なのかは判らないが、A/D変換回路の性能向上と見做したいトコロだ。


77分割式評価測光
その他向上点と効果的に連携して、優れた結果を吐き出してくれると期待する。


コレだけw・・・その他にも期待できそうトコロも、確かにあるにはある。


SDカード採用
どのくらいのデータ転送(書き込み)速度が期待できるのか、それ次第で意見が割れるだろうな。
しかし、SDXC(exFAT)には、ファームウェアアップデートとかで対応できるのだろうか?
もしそうなら、最大限に歓迎できる変更なのだが・・・(´ヘ`;)


21コマ連続撮影が可能 - バッファメモリ倍増と最適化処理
どんな撮影スタイルでアレ、撮り回しが圧倒的に改善するのは、間違いがナイ。


最高3 コマ/秒を実現しました。
コレは媒体への書き込み速度なのかねぇ?
・・・これらは、AF使いだろうが MF使いだろうが恩恵を受ける性能の向上だ。
しかし、前ログで散々述べている通り、インターフェイス周りが脆弱なのは否めない・・・


インターフェース USB端子 (2.0)/ビデオ出力 (NTSC/PAL)
ココが改善しないと、カメラ単体としての魅力は、どうしてもスポイルされてしまう。使いやすさを左右する大きな要素であるUIは、店頭に診に行くか、購入するかしないと検証できない。
だが、もしSD14他をベースに、操作性の向上のみが図られたモノであるのなら、
業務用Vカムで出来る、カラーバランスなどの きめ細やかなマニュアル設定が、
民生機では出来ない と云う状態に似る結果となるだろう。

本体単体で表示/最終TIFF現像できないのであれば、
"アクマで、端末の拡張機器ですから・・・" と云う自覚に、早く至って欲しいものだ ┐(´_`)┌

この分で逝くと、スタンドアロンで "統合型システム"を内包し、
端末を要しない、"純粋なカメラ"として復権できるのは、早くても次機に・・・ と云うコトになりそうだね・・・orz


ま、その為のステップアップと見做すしかないのだろうか SD15・・・

ただ、SIGMA機更新ではなく、他社からの乗換えなどのSIGMA機新規調達組には、
充分お勧めできる性能を獲得できたと断言しておこう。


云うて、被写体や結果の目指すトコロがドノへんなのか? にも因るケドねw

なんですとぉ~Σ(゚Д゚ ;)・・・


・・・後継発表されるなり、公式サイトから抹殺されたSD14 ←ウソ
って、生産終了品扱いになったのはホント( ;_;

昨日はSIGMAサイトに居なかったSD15が鎮座してる・・・ マジ発売間近だっつ~コトやね!

データの構造にモノ申すっ・・・


・・・X3Fファイルのハナシ。


データ展開のカギとなる値を含むのは、選りにも選って、ファイルの先頭部分と末端部分に分かれている。
ツマり、画像やEXIFを適宜読み取るには、一旦全てのファイルをメモリへ読み込む必要性に迫られる。

エクスプローラで情報を表示するだけでも時間を要すると云う構造だ。
そもそも、EXIFをWindowsに提供する機能すら持たないフォーマットなので、
過去紹介したような、サムネイル表示プラグインツールが必要となる。

むしろ、それらで運用するだけなら、問題を認識することは無かったと思う。
そんな折、支障があるコトが判ったのは、VBScriptでEXIF抜きを試行した際だ。

データの先頭位置を記録しているのが、ファイルの末端部分だったってのが、致命的で、
先頭の1kB程度を読むだけで得られる撮影情報の先頭位置すらも、ココに記録されているのだ。
それら情報を適切に、全て見えるカタチにする為には、ファイルを最後まで取り込んで、
末端部分も確保する必要があるのだ。


   ナニ云ってるカナ? ADODBStreamで、スキップ読みすればイイだけだろ?


・・・と思うよね、やっぱり(´ヘ`;)
確かに その処理も、ローカルドライブで扱うには、そう大きな支障はないんだが、
ネットワークを介する場合、困ったことが起こる。

以前のログでも述べた通り、ADODBStreamでネットワークドライブ上のファイルを扱う場合、
その意図が無くとも、一旦ローカルのテンポラリフォルダへ全容量確保された後、処理に利用されるのだ。
・・・X3Fファイルのサイズは そう小さくない、縦しんば、GigabitEthernetを利用していたとしても、
大量のファイルから一気にEXIFを抜く、などと云った処理の場合、膨大な時間を要してしまう・・・
ファイルの数次第では、ローカルで処理しても同様の問題を抱えてしまい、実用性に掛ける結果に見舞われた。


   だったら、FileSystemObjectのTextStreamで、一部分抜粋読み出しで解決~


・・・とも考えるよな~ でも実際は、コレもダメだった。
部分読みには成功するのだが、文字コードとして処理できない部分が、強制的に置き換えられてしまい、
元の情報として機能しない破損データとなってしまうのだ。・・・なんか前置き長かったね(^_^;) ナニが云いたいのかってぇと、"X3Fデータの形式を改めろ" ってコト。


X3Fファイルの構造概略


  1.Headder
  2.JPEG FullSize 2640×1760
  3.CAMP -Unknowns-
  4.Property for EXIF Data
  5.RAW Data
  6.JPEG for Preview
  7.Directory
  8.Offset Directory


つー資料掲載のサイトがあった。
撮影後、本体内で出来たデータの順でファイルを書き込んでるのがロコツに判る、
しかしSD14からのデータを覗くに、かなり変えてある可能性が高い。が、1と7と8は、あの位置で間違いがナイ。

ツマり、8を読まないと、各データの先頭位置の情報を含む場所(7)も判らないし、
そのアト、7を読んで、ようやく各データの先頭位置が確保できる・・・ なんて毛唐な文法・・・(-_-;)


pdfのX3Fファイル仕様書によると、もっと大雑把なのがあったw


  1.Extended Header
  2.Data
  3.Directory
  4.Directory Pointer


・・・(´ヘ`;) やはりココは日本人らしく、使いやすい順序に並べ替えるべきだ!


  4.Directory Pointer
  3.Directory
  1.Extended Header
  2.Data


コレなら、ファイルの必要な部分にのみ適宜アクセスする処理を容易に構築できる。
3を固定長にすれば、4は不要になり、肝心の 2 の中身も、


  1.JPEG for Preview
  2.JPEG FullSize 2640×1760
  3.RAW Data


コレならPhotoPRO等でのサムネイル表示も、不要な部分を読み込む必要から開放され、高速化が可能になる。
1の記録破損問題さえ解決できればな~Ψ(`∀´)Ψ


しかし、管理の利便性を向上させる為にも、一考の価値、あると思うのだがねぇ・・・(´ヘ`;)

しかし不満っ!!・・・


・・・考えなく生じた仕様起因の構造的な問題は、見過ごせないっ!! ("み○もんた"なノリでw)


先のログでは、撮り味や利便性に関わるハナシだったが、
ソコはソレ、やはりデジタル機器である、インターフェイス(以後 I/F)は重要なファクターだ。
・・・にも関わらず、前々ログでも触れている通り、SD15でも、14を踏襲したに過ぎない始末、
時代遅れを画に描いて、そのまま実現してしまってドウしたいのか?、既にイミフだ。

コレは偏に、プロセッサベンダに起因するトコロが大きい。

I/Fを別チップで処理させるなら、SIGMA側でも対処はできる。
しかし、そうした外部半導体に依存しない構造を持たせなければ、低消費電力は期待できない。
つまり、TRUEⅡに同梱されたI/Fが全てなのだ。

にも関わらず、今のTRUEⅡは あまりに低水準過ぎる・・・ 
端末の将来像を読み違えて潰えたFM-TOWNSのような屈辱を、SIGMAに味あわせたいダケなのではナイのか?
と懐疑的にならざるを得ない・・・ 富士通、画像エンジンを請け負うと云うのなら、責任以って、
しっかりと先を見据えた仕様で半導体設計/製造をし、SIGMAへ供給して欲しい。


いつも出遅れて海外企業に"オイシイ"トコロさらわれてるってコトを、そろそろ自覚しろと云っているのだよ、富士通。

不満?・・・


・・・それは贅沢~ (せんせい なノリでw) いきなり脱線・・・(´ヘ`;)


SD14のBufferSizeを考えてみる。

確かに今時、"RAW連写6枚" って聞くと、確かに少ない気がしなくも無くもなく、実際使ってて良く困るw

・・・ただ、ドウだろう? 冷静に過去を振り返るに、フィルムでも12枚撮りってのがあったコトを思い出した。
仕事で急ぎ現像/プリントを要する際には良く使われたものらしい。

 -----
  ・・・おきつねさまはソレを使ったコトがない、
  現像とプリントを頼むと、AGFA SUPER50 36枚撮りをロハで貰える店の常連さんだったのでw
 -----

で、6枚連写なんてぇコトをやった日には、もし連写モードなら2回シャッター切っただけで、
あっさり使い切ってしまうのだ( ; ゚Д゚)

ソレを考えるに、思わず、時代の違いを痛感してしまった・・・orz
ならば、SD14の制約は、6枚撮りフィルムを使ってると考えれば、意外に諦めが付くと云うコトに気が付いた次第。
フィルムであれば、(当時をしてコスト高も手伝って) 1枚入魂で撮影していたのだ。

高品位大容量のデジタルデータを、容易に大量保存できるのが当たり前となった昨今にあり、
おきつねさまと云えど、1枚の価値を見失っていたと断ざざるを得ず、
感覚が麻痺していたと云えば間違いの無いトコロだと思う。

・・・とは云え、確かにSD15のRAW21枚バッファは魅力だ。
そして、SDシリーズが、ようやくデジイチのボーダーラインに立ったスペックと云えよう。
が、その他の要素が、SD14と差し換える程か と云う点では疑問符が付く。

鐵とか、航空機とか お船とか、それなりに動く被写体を撮影する向きには朗報かもしれないが、
連写をヨシと考えない おきつねさまが診るに、腕と慣れでカバーできる範囲の問題だと思う。
むしろ、AFポイント5箇所は変わらじだし、実用不便はナイが合焦速度も他社以下。
AFに機動力を要求する向きに対してアピールできる点はナイ。

縦しんば、AEが改善したと云っても、ホワイトの取得には苦労する仕様であるのは変わりない。

・・・大前提としてSDのクライアントは、得たい画を撮るべくして撮るコトを考えているからこそ、SDを選択しているのだ、
にも関わらず、端末で現像するトキに補正するモノとして商品にしてしまうのは、良くない傾向だ。
ソレで構わないのなら、AFやホワイト/カラー補正、終いには現像機能まで有している他社製品を選択しているだろう。

SIGMAは、自社SDシリーズが市場に於いて、どのような位置付けになっているのか、しっかり見つめ直して欲しい。> Next - PMA2010・SD15仕様 インターフェイス/プロセッサ考 for SD14/15 >>>  

買い替え価値は?・・・


・・・やはりSD14所有で、落ち着いた被写体を対象としている場合、
その意味を見出すのは少し難しいかもしれない。

SD15の仕様書に目を通し直した結果の意見だ。

BufferMemoryの拡大とTRUEⅡによる処理速度向上は確かに進歩だが、
他社製品と比較してしまえば、結局一昔前のスペック・・・ 
その点では、フィルムや3板機に造詣の深いFoveonX3ファン以外の新規機器調達者に訴える部分も少ない。

多少の改良があったのかは不明だが、FoveonX3自体も スペックが そのままなのも、やはり問題だろう・・・


以下に、仕様で気になったトコロだけピックアップしてみた。
----------

Image stabilization - NoSupport
SIGMAで云うトコロのOpticalStabilizer(OS)な・・・ しかし既存のFoveonX3を流用している現状、
これサポートするとなると、素子の魅力はスポイルされるだろうな、便利にはなるだろうケド・・・(´ヘ`;)
光学的に処理するには本体奥行きが変わってしまうしね・・・


ISO sensitivity
・(50 and 3200 with extended mode)
SD14では拡張モードで1600 数値の上では設定選択肢は増えたが、さて、撮影結果が伴うのかが疑問・・・


Shutter speed
・30sec - 1/4000 sec
・2 mins - 1/14000 sec in extended mode
1/14000とは、随分頑張ったねぇ・・・ でもFoveonX3で、ドコまで活かせるのだろうか?


Viewfinder
・Pentaprism
・98% coverage
・0.9x magnification
SD10のように、スポーツファインダー的に枠外が見えないまでも、
せめて視野100%にして欲しかった・・・


Connectivity
・USB 2.0
・AV Output (NTSC/PAL)
USB3.0でもなく、eSATA3.0も、HDMIも対応しない・・・


Storage
・SD Memory Card
・SDHC Memory Card
・MultiMedia Card
SDXCやexFATへの対応もない・・・


----------上述の通り、USB3.0eSATA(HotPlug対応) と SDXC / exFATHDMI出力 と云った一連の機能は、
最低でもサポートすべきだったね・・・ でないと、新製品なのに、時代遅れ感 丸出しになってしまうよ・・・

また、ファインダの改良やアクセサリーの充実は、MF使いの おきつねさま的には買い替え必須条件だろう。> Next - SD14の使い勝手から、SD15仕様を比較検討してみる for SD14/15 >>>  

2010/02/21

仕方がナイから・・・


・・・自分で創るコトにした、待っていても、SIGMAは製品化してくれそうにない・・・
SD14のファインダのアイピースカップ・・・ つか、マグニファイア・アイピースの件。


早速光学部品調達をすべくググるググるググる・・・ た、高い( ; ゚Д゚)
プリズムとか、マトモなモノをバラで手に入れるほうが、余計にコストが掛かるんでやんの(-_-;)

まったくよぉ、著名メーカーの結構マトモな玉付いてる単眼鏡とか双眼鏡ですら二束三文だっつ~のに・・・


      !!!


安物の双眼鏡バラせば、労せず部品ゲットだぜ! またググる・・・
しかし実際は、価格が安くても結構造りしっかりしてるっつ~か、なんかバラし辛いカンジで、メドイ(´ヘ`;)

・・・確かに、単眼鏡使うってのが、最も簡単で著名な手段と云える。
実際、専用治具なんかも売ってるし・・・ しかし、ドウにも見た目が気に入らなくて却下した過去がある。

ココはやっぱり、双眼鏡をバラすしかないかぁ(´ヘ`) ・・・んで更に探す。


コレ▼ イイ!!

Kenko 8×20 Classic
・・・とか、思ったら売り切れって(-_-;)

でもコレ、バラすにはナンか勿体無いし、他はナイのか?
しかし なるホド、Kenkoんトコの製品でも結構安いのな・・・

と、本家のネットショップを物色し始めて・・・


コレ▼も アリかも・・・  

SuperMiniScope 8×12  
・・・と、一瞬思ったモノの、よく診ると、
ファインダへ取り付ける構造を組み付け辛いな・・・


で、ついに見つけた! なんとアレの単眼版が存在していたのだ!!

8X20 Classic MONO
しかも、バカ安な上、在庫もあるとか・・・
思わず、即、注文してしまいました(^_^;)


つか、残り2つだったので、買い占めてしまったしw
部品取りと、そのまま使う分ってコトになるかな、カナ。


取り敢えずコレが届くのを待って、SD14への取り付け方法の詳細を検討したいと考えています。
視度補正レンズも入手して、組み合わせて、跳ね上げ構造を持つ治具に出来ればイイなぁ・・・(´ヘ`;)

・・・アレぇ? 自分で創るってぇ件はドウなったのだろう? とか、後になって気付いたのだが、
ま、取り付け部品作るだけでも結構手間だし、ま、いっかぁ~♪


・・・ソコはソレ、おきつねさまくおりてぃっつ~コトで(爆)> Next - PMA2010・SD15仕様から買い替える必要性を考える for SD14/15 >>>  

云ってる先から・・・


・・・米帝は南カルフォルニア、アナハイム・コンベンションセンターにて開催されているPMA2010で、
SIGMAは、DP1x DP2s と共に、久々にSD15も御目見えさせたとか( ; ゚Д゚)


その概要としては・・・


X3 Full-color image sensor
TRUE II image processing engine
イメージセンサはそのままで、エンジンを差し替えるのは以前の発表どおりだが、


SD card
記録媒体は変更なのな・・・ 地方でのメディア調達は容易になるね。
TransfarJetやEyeFiみたいなのを使い易くはなりそうだが、
これまでCF大量に使っていた向きにはイタそうだねぇ( ̄ー ̄)ニヤ

しかし、すぐに差し替わるであろう次世代媒体、SDXCへの対応は記述がナイ・・・ 必須だと思うが(-_-;)


21 frames can be captured continuously in RAW mode
バッファ、今はRAW High 6枚なので、随分改善されるなぁ・・・


77-Segment AE Sensor
8分割から随分変わったモノと・・・


5-point AF
そのまま放置なモノとw


Large, highly visible 3.0” TFT color LCD Monitor
色確認の為にも、有機ELとか期待したんだが・・・


New, intuitive user interface
GUIの操作性、また議論が割れるんだろうな(´ヘ`;)・・・他は、ほぼ今までの発表通りと云うか、DPや14を踏襲してるね。
目立って、際立つ進化って感じのトコはナイなぁ、フルにマニュアルで使うなら、関係ないトコばっかりなんで(^_^;)


つか、ファームウェアをオープンソース化して欲しいよ、自社で適切に改善できないのなら。
そもそも1つのファームで多国語サポートなんてコトしようとするから、容量足りないんだよ。
単に、各国向けファームウェアを、別々にアセンブルして発行すれば良いだけなのだがねぇ・・・┐(´_`)┌

それなら、高度なホワイト/カラーバランサGUIも内包できる筈なのだよ・・・ 一考してくりゃれ。> Next マグニファイア・アイピース/アイピースカップ for SD14/15 >>>   
 

SD14のファインダに・・・


・・・視度補正レンズ装着を検討していたりする。

目が悪くなったのかナンなのか、おきつねさま使用機では現在、
視度補正スライダはマイナス一杯になってたり( ; ゚Д゚)

んでコレ▼

     


・・・今年になって ようやく投入された新規純正オプションなのだが、調達するにも問題なのが、
選択すべき補正レンズの度の値・・・ 指標がサイトに示されておらず、
この場合は、そのまま、-値のモノで良いのか? と、迷いドコロなのだ(´ヘ`;)


つか、コレつけると、付属のアイピースカップ付かなくなるんだよな・・・
とは云え、アレは遮光性能0なので、MF使いとしては致命的状態である。
・・・ナニせ接眼レンズに自身の目が写り込み、メイいっぱいフォーカシングの妨げになってると云う罠・・・orz

で、その唯一の対策であるハズの、深めのアイピースカップってモノは、
結局かなり待ったが、現在に至るまで未だ、純正オプションのラインナップにはナイ。

おきつねさま的には、視度補正レンズと一体、ないし 一緒に使える物など、
市場に投入されるコトを、相当期待していたダケに、残念でならない・・・


SD14が世に出て随分経つ・・・
そろそろファインダ部分の構造は同じであろう後継機、SD15も、そう遠からず陽の目を見るヤも知れない程にだ・・・
もういい加減、満を持し過ぎてるだろう、そうした、細かくも必要性の高いオプションは、早急に投入をキボンヌ。> Next - PMA2010・SD15出展/仕様と引き継がれる問題点 for SD14/15 >>>  
 
      

2010/02/04

SIGMA SAマウント考・・・


ヒトのトコロの過去ログを読むにつけ、今更ながら改めて考えてみた・・・

SIGMA、Foveon社を買収 - ごっさん居眠り中 [ 20081114 ]


>「類似」なんて微妙な事をしないで~
おきつねさまも、カメラ本体選定時に同様の思案をしたコトがあった・・・
しかし、SIGMAの場合、他のレンズサードパーティ以上に、
主要カメラメーカーのマウント向けラインナップの充実を図っているコトも踏まえるに、
フランジバックを、Kマウントの45.46mmから、某著名C社と一致(44.0mm)させることで、
自社カメラの小型化と、レンズ開発の効率化を図ったのは間違いが無いトコロと考える。


ただ、1つ前のSD10までは、外爪(SA-OBマウント)とやらが付いていて、他社レンズの一部を利用できたとか。
暗に、他社で署名な既存の玉を、自社機でも利用可能にするコトで、ユーザーの取り込みを図ったのだと思う・・・
ソレが大きく成功しなかったのは、SD14でOBが消えた点でも窺い知る事が出来るケドね(´ヘ`;)

その点では、完全に独自路線に舵を切ったのは、14からだと考えたほうが良いのかも知れない。


マウントの差では、フランジバックの違い以上に、Kのレンズ側突起を回避するスペースを、
本体マウント部分に確保しなければならなくなる点が大きく、コレは想像以上に問題で、
もしSAを開発していなければ SDシリーズ、ボディサイズ(奥行き)が、かなり大きくなっていただろう。

コレは、タムロンのアダプトール(PKマウント)や、KENKO APK.TELEPLUS MC7を改造し、
所有機(SD14)で、Kやアダプトールのレンズを使えるようにしてみて判ったコトで、
あのSD系の特徴でもある、RFフィルタを兼ねるダストプロテクタを、効率的な位置に配するには、
Kマウントレンズの あの突起の類は、かなり致命的な構造物だったと診ていい・・・

また、Kに準拠するには当然、駆動箇所との同期など、余計な機構を要するのだが、
K系は、AF化された時点でライセンスフリーではなくなり、且つ接点の絶縁にも難がある構造・・・
そんなモノを対価を払ってまで採用するよりも、独自接点構造と併せてマウントを開発するほうが、
利に適っていると云える。

そして、当時 AF/AEありきな風潮が支配的な中で、その意味を失いつつあった手動絞りの構造を廃し、
電子制御にのみ特化して、部品点数削減を主たる目的として策定した規格なのだろう。
(絞り輪復活キボンヌな MF使いの おきつねさまがココに居る・・・)


> 少々口径が大きいので、ちょっとガタつくらしい
マウント部の機械構造的には、径ではなく、厚みが微妙に異なるコトが、ガタの要因となっている。
ただ、イジったアダプトールで使うに、然程支障は無かった。
・・・フランジバックの違いで無限遠でのピンが出ないモノの、目視によるMFで使うのなら、その影響は大きくなく、
且つ、AFポイントでのピンの取得も正しく機能してくれるので、夜間の撮影でも困るコトはナイ。


> SAマウントに、継承ってほどのレンズが世に出ているのか。
SA-300(同マウント)登場以降のモノなら、自社レンズの ほぼ全てのラインナップで
SAマウントが設定されているので、使える玉数も、そうは少なくナイと思うのだが・・・

・・・結局 高価なモノだし、種類ばかりあっても(撮影結果の)質が伴わなければイミないし(^_^;)


取り敢えず、自社製品であるSAやSDユーザーが、機材の更新/乗り換えするには
それなりに都合が良いので、メーカーとしての最低限の責任は果たしていると診て良いと・・・

ま、(カメラ本体)他社同様、あからさまなロックイン戦略ではあるケドね・・・(^_^;)

2010/01/30

アレの発売日が決まったらしい・・・


--------------------------------------
 【製品名】SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM - for SAマウント
 【発売日】2010/02/05(Fri)
 【希望小売価格(税別)】56200円 - 花形フード(LH780-04)付
--------------------------------------


レンズから被写体への最短撮影距離が、

 30mm / 200mm - 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO (SD14スターティングキットでセットになってた玉)
 47mm / 220mm - 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

・・・少し伸びてしまったコトだけが、性能落ちた点カナって感じだけど、
そもそも、ソコまで近接撮影する用向きも まずナイだろうから、まぁ関係ないね。
むしろ、70mm側で明るくなってるし、OSも付いてるし、実用性は高いかと・・・

ただ、HSM採用玉って 出来が悪いと常時MFで使えないモノもある とか云うハナシもあるようだけど、
実際のトコはドウなんだろうね?(´ヘ`;)

改めてカメラに求めるもの・・・


デジタル機ならトクに・・・そして、今回取り上げる事象に限れば、フィルム機でも、AF機なら使われている、
電子制御シャッターに関わるファームウェア改訂だけで実現できる、是非とも欲しい機能について、
声を大にして述べたい!!


シャッターってぇヤシが、機械式から電子制御式(以後 EC)へ移行し高機能化されて随分経つ。
機械式の良さも知ってる おきつねさまだが、欠点も然りだ。

しかし、その欠点、ぢつは、ECになろうが、利用の中心がデジタル機に移ってこようが尚、
すべての機種(スチルカメラ)で、そのまま引きずっているのが現状なのだ。

しかも、昨今では、大半のユーザーが ソレを意識していない と云うのも、恐ろしいかな事実・・・(´ヘ`;)
特定環境下のでの撮影をしない一般のユーザーは、まず気付かないだろう。


・・・さて前置きが長かったが(^_^;)
それは、それだと一言で片付いてしまい、ログとしての録れ高が足りなくなってしまうからだ(爆)


・・・本題に帰ろう(-_-;)

それは、


 時間指定のある長時間露光時に開放を中止できない・・・


・・・って、判らない人には判り辛いか(´ヘ`;)

判らない向きの為 だけ に要約すると、
長時間露光ってのは、0.5sec以上の時間、シャッターを開放したまま行う撮影のコト・・・ 
まぁ実際は、0.5sec以上と決まっている訳ではないのだが、感覚的に長いと感じるのは、
恐らく その辺からだと思う・・・

問題ってのは、そう云った撮影の中でも、10sec以上の、長い開放時間の折りに顕著に認識できるのだが、
使用者により、どのヘンから不満を感じるようになるかは、大きく分かれるだろう。
っても、長い時間開放して、露を補うよう撮影をするのは本人の意思、ただ長いだけなら支障はない。

・・・そう、既に、詳しくない向きでも、勘の良い方なら もう気付かれただろう。

その問題とは・・・


  必要なトキに、意図して撮影を中断する機能を持たないコト


撮影を開始し、その早い段階で失敗が判った時に、ソレを即座に中止出来ないのだ!!
・・・30sec開放でコノ憂き目に合うと、かなりストレス溜まるよ実際 (#`∀´)

って、レリーズ使うと良いように思えるやも知れぬが、時間見ながら手動撮影しなければならず、実際コレもメドイ。

因みにココで、バッテリ抜いて強制停止すると、
殆どのカメラで記録媒体の記録システムとして使われている、管理能力水準の低いFATのコト、
元々記録されていた撮影データも、大きくダメージ喰らい兼ねない。

・・・つか、昨日おきつねさまもコレにヤられたクチ、ブチ切れてブチ切ったら、撮影データ大破損( ;_;)
鯖機にバックアップ済みだったので無問題だったが・・・
(カメラによっては故障の原因にもなり兼ねないので、良い子はマネをしないように。)


昔の機械式なら割愛できる(せざるを得ない)この問題も、ファームウェアでナンとでもなる この御時勢、
コレを放置しているカメラメーカーの神経を疑わざるを得ない ┐(´_`)┌

っても、このヘン改良するっつ~のも、大したコトのナイ、至って簡単な修正だ。

ソレはハードの構成も手伝って、容易な変更だけで実現できる。
ナニせ最近のカメラは、ナニかしらキャンセルボタン装備のモノも多いから、ソレに割り当てるもヨシ、
開放中、もう一度シャッターボタンを押されたらキャンセル扱いとするテもある。

プログラミング次第で、真に自在だ。・・・とっとと直しやがれ!! なの。
< 胸は大きいほうがスキ・・・なの。 ひまりちゃん口語萌えない・・・なの。 >

2010/01/25

なんでだろ~?・・・


新製品が表示されない。・・・Amazonでのコト。


まず、おきつねさまが使ってるSIGMA SD14に、メインで付けてる

    同社 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

が、SIGMAサイトのレンズラインナップから(リンクが)消えてる (゚Д゚;)
以前から話題になっていた、後継となるレンズと差し替えになってしまってるし・・・

公式サイトを運営するなら、履歴も大事にしてクレよ・・・ 商品の推移って その会社の歴史だろ? ┐(´_`)┌

・・・ソレは、外観をほぼ同じサイズで、F2.8-4.0に改善し、且つ、超音波モーターHSM(HyperSonicMotor)に
手ブレ補正OS(OpticalStabilizer)まで付いた豪華仕様(イマドキは標準なの?)の

    17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM


で、早速、ココのガジェットにも、オススメ表示させようとしたが、
SAマウント(SIGMA用)のモノが、ちっともAmazonの扱い商品としてラインナップされてこない・・・
キヤノソやニコソ向けのは、早々に出てるのにな・・・ ( ;_ ;)


・・・で、SIGMAサイトよく見たら、

> シグマ用、ソニー用、ペンタックス用:発売日未定
うぐぅ・・・orz


自社機向け後回しってトコが、なんともSIGMAっポイやねw

2010/01/24

Foveon勢に望むモノ・・・


プロセッサ担当のFujitsuが、大きく変革するかもしれないのなら、
取り敢えず、FoveonX3ControlerであるトコロのTRUEやTRUEⅡを大幅に見直して欲しい、
なにしろ、まだまだ出来がアマいのだ。

構成を詰めて集積すべき機能を纏めきれてない上、他社画像エンジンと比較して安定性が著しく悪い。
更に、ファームウェアの出来も、芳しいとは云い難い・・・(-_-;)


そんな SIGMA SD14 を使い続けて判った不具合のうち、運用上致命的なのが、

 ・電源制御が安定していない。(バッテリ使用時)
 ・記録媒体(CompactFlash)へのFAT管理すら満足に行えていない。

の2点・・・


コレはもう、既にSIGMAサイドで収集付くレベルの問題ではナイと断言できる。
主たる制御石に対し、ロクに考えも無く、中途半端に機能詰め込むだけで済ませている証拠だ。
そう云う発想でモノを造るのは そろそろヤめておけ と 忠告しておこう。

むしろ、ファームのムダを削いでシンプルな処理へ大幅変更し、画質優先化を図り、
Fujitsuサイドは 半導体の動作と、記録の安定化に注力して作業すべきだ。

そもそも、ソレらが搭載されているSD14やDP1/DP2で、
他社のような自動処理カテゴリの性能に期待している輩なんて皆無であると断言できる。
何より、そう云う向きならPENTAX/OLYMPUS/CANON/NIKONと云ったビッグネームに走るだろうし、
MINOLTA機や家電(民生Vカム)からの乗換えならSONY αも視野に入るだろう。


未だ、ベイヤー式受光素子で"造られる画"がイヤで、デジタル機への乗換えを控えているフィルムカメラ使いも多い。
FoveonX3ユーザーってのは、そう云った"フィルムクラスの色" に期待した使い手が殆どなのだ。

極論、ソレが実現できるなら、他の操作全てがマニュアルでも構わないと云うのが おきつねさまの持論だ。

本体サイズコンデジなDPの場合、機械的に手で操作できるトコロの少ない機器なので、
自動的な部分の排除に限界があるやもしれないが、SDなら、ほぼ排除可能だ。
そう云う向きから診るに、今の状態は、不要な機能山盛り感が否めない。
それはコントロールチップとファームウェアに起因していると指摘しておく。


-----


また、SD14にしても、機械的にバルブリングが無いなど、
完全なマニュアル機の代替インターフェイスとしては、程遠い。

・・・って、絞り輪は、デジタルになる前から消えていたし、しかもレンズ側の問題ではある。

フィルム一眼機に、AF/AE標準搭載が浸透し、
一般利用にあっては、その輪があっても 絞りを手動操作されるコトが無くなったコトや、
コレを残す事に因って、レンズ設計の自由度が下がるコト等の理由で排除されてしまったようだ。

現在では、絞り輪を使いたい場合、

極最近になって息を吹き返してきたレンズメーカーTOKINA
望遠ズームレンズ AT-X 840 D (80~400mm F4.5~5.6)
マクロレンズ AT-X M100 PRO D (100mm F2.8 MACRO) の2種、

アダプトールシリーズを止めてしまって随分経つTAMRONでも、
望遠ズームレンズ A061 (AF28mm~300mm F3.5~6.3)
望遠マクロズームレンズ A08 (SP AF200mm~500mm F5.0~6.3 MACRO)
単焦点マクロレンズ 272E (SP AF90mm F2.8 Macro)
標準ズームレンズ 177D (AF28mm~80mm F3.5~5.6) の4種類と、

殆ど選択肢が無いのが現実だ。


・・・とは云うモノの、ぢつに魅力的な玉ばかりで、これらを使えたのなら非常に嬉しいトコロだが、
コレらも、カメラ本体がSIGMA機では、絶対に選択できないと云う罠が・・・(´ヘ`;)

TOKINAやTAMRONからしてみれば、SIGMAはレンズサードパーティとしてはライバル、逆も又然り・・・
双方の利害的に、他社からはSAマウントレンズの発売は全く期待できない・・・orz

つまり、SAマウントレンズは、SIGMAの独壇場(SIGMA独自規格で他に採用機種が無いだけなんだケドw)なのだ。
・・・だったら、自社機であるSD14の利用サイドの事情も もう少し配慮したレンズ設計を期待したいのだが、
各カメラメーカー対応レンズを造っているサードパーティメーカーなのだから、
他社カメラ向けレンズと同時開発となり、ソレも厳しいのが現状なのだろうケド・・・


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そろそろ、SIGMA自社カメラ心臓部本丸であるFoveonX3、面積大きい版出して欲しいモノだ。
プロセスルールは同じでも、面積拡大で解像度を大きく出来るし、
ラインの改良だけで、歩留リも現在のFoveonX3と同じレベルで確保できる筈だ。

正直この際、35mmフィルムフォーマット(24mm×36mm)とかセコイこと云わずに、
一挙に中判カメラのフォーマット(70mm×60mm)で出して欲しい。
107mm×60mm(16:9)でもイイね。 ・・・って、どんな半導体だよ!(#`∀´) とか云われそうw

つ~のも、現在の最新中判デジカメは、著名ルーカーであるトコロのMamiya製最上位機でも、
ベイヤー受光素子な上、肝心の6×7判フィルムよりサイズの小さな板(48.9mm×36.7mm)を使っている為、
2130万画素程度しかない・・・ プロユースなのに、その程度でイイのか?(´ヘ`;)

・・・まぁ、その問題はさて置き、取り敢えずコレを、単純計算で1mmあたりの画素数に換算すると111画素。

比較対象となるFoveonX3の場合 20.7mm×13.8mm で 2652px×1768px・・・
mm単位128Pixel、3層なので画素数なら384画素ってコトになるが、
ま、Pixelだけ診ても、1素子のサイズはFoveonX3のほうが細かいみたい(^_^;)

で、コレをまた単純に、同じプロセス製造できたと仮定し、Mamiya ZDBackの素子と同一サイズに拡大すると、


  48.9mm×128=6295.2
  36.7mm×128=4697.6

   6295px×4697px=29567615 ・・・2956万画素(単色)


を、FoveonX3独自の3層構造を加味して画素数に直すと・・・


  29567615×3=88702845 ・・・8870万画素Σ( ; ゚Д゚)


コレなら別段107mm×60mmなんて化け物画像素子造らなくても、ZDBackの板サイズを模倣するだけで、
圧倒的な解像度を誇る媒体と化してしまうっ!! サスガFoveonX3(^_^;)


これなら、チョイとMamiyaRB67ProSDのフィルムバックに使えるサイズのFoveonX3板を投入できれば、
多少高価でも、フィルム代替として充分使用に耐える分、プロ機として、市場規模は大きいと考える。
・・・で、もしコレを、SD14並みの価格で発売できるのなら、爆発的に売れるのは想像にカタい。
数多ある旧来の写真館や、プロのグラファは云うに及ばす、セミプロや一般ですら、待ち人少なからずであろう。


-----


蛇足だけど、ニコソやキヤノソ、Sonyなどで話題の 35mm判サイズ素子としてFoveonX3を換算すると、


  36mm×128=4608px
  24mm×128=3072px

   4608px×3072px=14155776 ・・・1415万画素(単色)


を、Foveon独自の3層構造を加味して画素数に直すと・・・


  14155776×3=42467328 ・・・4246万画素


まぁ、ソレだけでも、今のFoveonX3よりはイイとは思うよ、単色画素数で1415万なら
少なくともアンチ厨から500万画素カメラ呼ばわりはされなくなるだろうしww


でも、本気で、文句なしのフラッグシップ狙うなら、中判用FoveonX3も開発すべきと断言しておこう。

2010/01/17

一眼デジカメをラクに・・・

・・・持ち歩く。 コレが意外に鬼門なのだ(-_-;)
そもそも 
おきつねさまは、首にナニかを掛けておくのは大キライだ。・・・どうにも落ち着かない(´ヘ`;)
なので、デジイチも常時手持ちしていて、付属していたストラップは使っていなかった。

・・・が、常に、PowerGripにバッテリ2個、玉も17-70か70-300の何れかが付いてる状態である。
実際のトコ、かなり疲れる、悪くすると腱鞘炎になりかねないホドに(-_-;)
確かに昨今のカメラは、
軽量高強度なエンジニアリングプラスチックやマグネシウム製のモノが多くて、非常に軽い。
レンズも、昔のアルミ削り出し製品を思い返せば、その重さの比は、天国と地獄と云っても過言ではない。
しかし、いくら軽くなったとは云え、長時間ガッチリ握って街を往来するのは、慣れても結構ツラいのが正直なトコだ。
とは云え、軽すぎるカメラはキライなので要らない・・・
以前にも記述したが、
おきつねさま、35mmフィルムMFスチル機から入って、3板ビデオカメラに移行した後、
デジタルとは云えスチル機に先祖返りした身、その点云えば、正直、Vの楽さは忘れられない・・・

業務機ですら、手持ちするのにグリップを握っている必要はないトコロは特筆に価する。
ソレは、民生家庭用Vカムでも御馴染み、"グリップベルト/グリップストラップ"のおかげである。
一眼レフカメラには、
元来この手のアクセサリーは存在していなかった、写真の場合、撮影向きを通常(横)から縦にして撮影するコトが頻繁で、
もし、そう云ったアクセサリーがあっても、結局ジャマになるから、総じて需要が無かったのだろう。
そんな折、
KONICA MINOLTA から Sony配下のブランドとなってしまったαシリーズで、
その既成概念を覆す(無視した?)が如き商品が、アクセサリーにラインナップされ身震いを覚えたものである。

・・・って、この買収劇自体は、製品クオリティを危惧するwイミで議論は分かれたが、
カールツァイスレンズが使えるようになった点など、評価が高い点も多い。
しかし、おきつねさま的には むしろ、如何にも古参Vカムメーカー的発想で
グリップベルト STP-GB1AMを投入してキたトコロを大きく評価したい。

その後、廉価版 STP-HS1AM も発売されたようだが、
コレのラクさは、Vカムサイドの人間にしか判り得ないモノであろう。

"重くて嫌なら一眼なんぞ使ってんなよ"って意見もあろうかと思う、が、
もし、可能なら少しでもラクなほうが・・・と考えるのも また然りでもあり、
Sonyのソレは、ソレら欲求を十二分に満たすモノであるのだ。

しかし、Sonyロゴの付いてる商品をSIGMA機につけるのは、著しく おきつねさまポリシーに反する。
無地で出してくれれば、間違いなく飛びついたのだがねぇ・・・(´ヘ`;)

その後ほど無く、カメラのアクセサリサプライとしても著名なHakubaからも、
汎用の向きでグリップベルト発売された点からも、やはりそう云った声は少なくなかったのだろう。
しかし、それらも無視して今日、
ついに全く異なるアプローチで策を講じるコトとした。

そもそも、
ドコのメーカーのカメラを買っても、ネックストラップ1本くらい付いてくるだろう。

SD14も御他聞に洩れずだったワケで、しっかりSIGMAロゴが入っていて、見た目は気に入っている。
しかし、冒頭に述べた通り、全く使っていなかった・・・ 今回はコレを加工して利用するコトにしたのだ。

・・・っても、大して凝った作業はない、事務用ホールパンチで最適位置に穴を開けるだけ(爆)。
但し、この方法には、満たすべき2つの最低条件がある。
そにょ1~
 パワーグリップ PG-21 必須で、常設であるコト。
 コレは、SD14のコンパクト化に因る代償として、必然的にグリップの高さが低くなり、掌の幅に満たない為。

そにょ2~
 三脚の雲台(うんてい)用にホットシューを常設しているコト。
 コレを利用するコトに因り、ストラップ幅を生かして、しっかり固定し、且つ 充分な強度を確保できる。
 他にもヤりようが無い訳ではナイが、この手法が、最もラクと考える。
おきつねさまは、
 Velbon PHD-51Q                    QRA-35Lシュー 
 を使っていて、 を常設していたので、

まずコレを一旦ハズし、このシューのネジを、ストラップの穴を開けた箇所に通し・・・
再度 シューごとPG-21に固定した・・・ アトは、本体ストラップ固定金具に、▼のように固定して完了・・・
たったコレだけで、コストも 労も要するコトも無く、純正グリップベルトの完成~♪ ・・・って、なんて手抜き(^_^;)
被写体が唯一所有するカメラなだけに、今回のログ分だけケータイのカメラで撮影するしかなかった・・・
ただ判ったのは、撮りにくいのなケータイカメラって・・・ 色も(思い通りに)出ないし(-_-;)
< SIGMA SD14(一眼デジカメ)をラクに持ち歩く・・・ >

2010/01/03

アレ対応版・・・


前の版で困難だった、ネットワークドライブ/フォルダ上のファイルアクセスも容易にする為、
対象ファイル読み込み処理だけ、ADODB.Streamから FileSystemObject.OpenTextFileに差し替えました。

以前のログにも記述した通り、ADODB.Streamでは、どう処理の順序を変えても、
ネットワーク先からローカルドライブへ、無条件にテンポラリってしまい、
大量のファイルを連続処理するのはおろか、1つのファイルだけでも多大な時間を要していたのです。

で、今朝・・・ つーか深夜だけどw 夜通しでFSO版を試作してみて、その問題の解消に至りました。
やっぱり餅は餅屋、ファイルアクセスなら、DB向けオブジェクト使うより、FSOってコトですかね・・・(^_^;)
って、書き込みとかはADOのままですケドww以下はアーカイブです。

X3FSIR.zip βReleaseArchive - 20100103 0739 launch -
▲ を、右クリックしてファイルとして保存してください。


とは云え まだまだ、

     アクマで暫定版デスから。結局こんなん出ました~w

'***** ↓↓↓ScriptTitle↓↓↓ *********************************************************
' X3FSIR.vbs - X3F ShootingInformationsReader
' FoveonX3 RAWファイルから、撮影情報を文字列として取得する。

' - Created by LazwardFox -

'

' Update -------- ----
' Release
' Update
' βRelease
' Update 20100103 0706 Source読み込み部のみ、ADODB.Streamから
' FileSystemObject.OpenTextFileに差し替えるコトで、
' ファイルへのアクセスを最小限化、LANファイルアクセス対応へ。
' Update 20091231 1814 0byteファイルに因るエラーへ対策。
' Update 20091231 0425 処理集約の誤りを修正。
' Update 20091230 0315 複数ファイル指定に暫定対応。
' Update 20091230 0130 撮影日時文字列化処理追加/テキストデータの範囲可変に対応。
' αRelease 20091226 2150 単一ファイル取得版、データも内容のまま列挙。
' 日本語/最適化準備中。
' DevStart 20091226 2040

'***** ↓↓↓ ObjectDecralations ↓↓↓ *************************************************
Option Explicit
Public My, Parameters, Fs, objADO ', MySh, objSMTP, objMx
Set My = WScript
With My
Set Parameters = .Arguments ' パラメーター取得
If Parameters.Count <= 0 Then ' パラメータなし起動の無効化
.Quit
End If

Set Fs = .CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set objADO = .CreateObject("ADODB.Stream")
'Set MySh = .CreateObject("WScript.Shell")
'Set objSMTP = .CreateObject("CDO.Message") ' SMTP Object
'Set objMx = .CreateObject("MSXML2.XMLHTTP") ' URL Check
End With

'***** ↓↓↓ Decralations ↓↓↓ *************************************************
'Public ThisScriptFull, ThisScript, Start
Const vbWq = """"

' Const - Letters
Dim vbWCrLf, vbTc, vbNullB
vbWCrLf = vbCrLf & vbCrLf
vbTc = vbTab & vbCrLf
vbNullB = chr(&h00)

' Const - Date/Times


'***** ↓↓↓ LocalDecralations ↓↓↓ *************************************************
Dim X3FSet

'***** ↓↓↓MainRoutine↓↓↓ *********************************************************
'On Error Resume Next

'X3FSet = Array("X3F",, 264, 1500, "VERSION_BF", "BURST", "TIME", "1970/1/1")
X3FSet = Array("X3F",, 0, 1800, "VERSION_BF", "BURST", "TIME", "1970/1/1")
BPS Parameters, X3FSet


' ----- ExitProcess
Set Fs = Nothing
Set objADO = Nothing
My.Quit

'***** ↓↓↓Functions↓↓↓ *********************************************************
' X3FSIs
'------------------------------------
' Binary Pickup to Strings
' バイナリファイル中 範囲を指定し、任意の文字列群を抽出する。

' - Created by LazwardFox -

' Fs、objADO、cnvDateTime

' Update
' Release
' βRelease
' Update 20091231 1814 0byteファイルに因るエラーへ対策。
' Update 20091231 0425 処理集約の誤りを修正。
' Update 20091230 0315 複数ファイル指定に暫定対応。
' αRelease 20091230 0300
' DevStart 20091230 0200 X3FSIsを汎用用途向けに修正。

' BPS (
' arFileNames - 対象ファイル群配列。
' ,arSet - 動作パラメータを、下記スキーマ準拠の配列で指定。
' )


' ▼▼ arSet Schema ▼▼▼▼▼

' = Array(strEx, SaveFileName, StartBit, ReadByte, Firstkey, Lastkey, strTimeKey, BaseDate)

' arSet
' (0) {strEx} 対象拡張子 (String)
' (1) {SaveFileName} 保存ファイル名 (String)
' (2) StartBit 読み取り先頭位置(Bit) (Number)
' (3) ReadByte 読み込み範囲(byte) (Number)
' (4) Firstkey 先頭キー名 (String)
' (5) Lastkey 最終キー名 (String)
' (6) {strTimeKey} 時間キー名 (String)
' (7) {BaseDate} 時間変換基日付文字列("y/m/d") (String)


Function BPS(arFileNames, arSet)
Dim kNothing, iADO, strTarget, Pc, fKey, rSource, rHeader, lHeader
Dim pResult, arResult, rUnits, sResult
kNothing = String(5, vbNullB) ' キーも値も存在しない範囲の、データ排除向け
Set iADO = objADO
For Each strTarget In arFileNames
If Fs.GetExtensionName(strTarget) = arSet(0) Then
arSet(1) = Replace(strTarget,"." & arSet(0),".txt") ' < 暫定
Set rSource = Fs.OpenTextFile(strTarget,1) ' 対象ファイルを読み取りモードで開く
With rSource
' ファイルから指定範囲をメモリへ取得
If arSet(2) > 0 Then
.Skip(arSet(2)) ' 先頭位置をセット
End If
rHeader = .Read(arSet(3)) ' 指定範囲を取得
End With
Set rSource = Nothing
With iADO
If LenB(rHeader) > 0 Then
' Convert to PlainText
rHeader = CStr(rHeader) ' 次処理に備え、文字列データ化
rHeader = Replace(rHeader, "SECc", "") ' 無効キー排除
rHeader = Replace(rHeader, kNothing, "") ' 無効範囲の消去
.Type = 2 ' AccessMode - Text
.Charset = "_autodetect" '"Shift_JIS" "Unicode" "utf-8"
.Open
.Position = 0
.WriteText = rHeader
lHeader = .Position ' 取得データ長
rHeader = ""
For Pc = 1 To lHeader Step 2
.Position = Pc
pResult = pResult & .ReadText(1)
Next
.Close
arResult = Split(pResult, vbNullB) ' 配列化。
pResult = ""
For Each sResult In arResult
If sResult = arSet(4) Or fKey > 0 Then ' スタートキー
If fKey = 4 Then ' 日付データ変換
sResult = cnvDateTime(arSet(7), sResult)
End If
rUnits = rUnits & sResult ' 値書き込み
' ▼ 末尾符号/キー検出処理 ▼▼▼▼▼
If fKey < 2 Then
If sResult = arSet(5) Then ' 終了キー
fKey = 5
ElseIf sResult = arSet(6) Then ' 時刻値変換対象
fKey = 4
Else
fKey = 3
End If
rUnits = rUnits & "," ' キー末尾処理
Else
rUnits = rUnits & vbCrLf ' データ末尾処理
If fKey = 5 Then ' 処理終了
Exit For
End If
fKey = 1
End If
' ▲ 末尾符号/キー検出処理 ▲▲▲▲▲
End If
sResult = ""
Next
arResult = ""
fKey = 0
' 指定ファイルへ書き込み
.Type = 2 ' AccessMode - Text
.Charset = "_autodetect"
.Open
.Position = 0
.WriteText rUnits
.SaveToFile arSet(1), 2
End If
.Close
End With
rUnits = "" ' < 暫定
End If
Next
Set iADO = Nothing
End Function

'------------------------------------
' cnvDateTime
' 秒整数で構成された日時データを、Windowsシリアル値に変換。
' 基準日の異なる値の変換にも対応。

' - Created by LazwardFox -

'

' Update
' Release
' βRelease 20091230 0300
' αRelease 20091229 1635
' DevStart 20091229 1500

' cnvDateTime (
' strBaseDate - "y/m/d"形式の日付文字列、基準日を指定。
' ,SourceDateTime - Secベースの経過時間を表す整数
' )

Function cnvDateTime(strBaseDate, SourceDateTime)
Dim sDate
sDate = DateValue(strBaseDate)
cnvDateTime = (((SourceDateTime / 60) / 60) / 24) + sDate
End Function




< ファイルの一部へのみアクセスするなら、FileSystemObject(FSO) >