ラベル ArcSoft の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ArcSoft の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009/12/03

未だに・・・


SIGMAのRAWデータを、適切な画像に現像でき、且つコストの生じないアプリケーションは、
実質、同社が無償発行している PhotoProシリーズのみと云う現状。

ただ このアプリ、ファイル操作に限ってはエクスプローラ程の操作性が無い。
従って、事前のRAWファイル取捨選択くらいは、エクスプローラで出来るほうが望ましいのだ。

しかし、PhotoProをインストールしても、X3F(SIGMA FoveonX3 RAW)ファイルを、
サムネイルする機能をWindowsに対して提供してはくれない。

その上、MS提供の某では、SIGMA機データに対しては、全くの無力・・・
そうなると、ArcSoft RAW Thumbnail Viewer の様なPlugIn的ブツに頼らざるを得ない。

で、更にソレを便利に使うのに、前ログのようなツールがあったら良かったんだが、
そのまま使えるようなスクリプトは公開されてなくて、で、ヤシが役に立ったと・・・

正直アレって、当時、エクスプローラのjpegのサムネイルが小さいことにキレて、組んだんだよねw
<そのまま使えるVBscript, ThumbnailSizeSettings>

2009/12/01

発掘 ! ・・・


去年春に作成し、HDDの何処かにロストしていたブツが見つかった。

先頃にも話題にした、Arcsoft の RAW Thumbnail Viewer [日本語解説]を使い、
各社カメラのRAWデータの画像チェックや選択を容易にする為に、
Windowsのエクスプローラの縮小版(サムネイル)画像のサイズ変更をレジストリ操作で行う・・・
コレ、確かに簡単な手順で出来るのだが、意外に、手動で ちまちまヤるのは結構メドイさんだったので、
過去に それっぽいスクリプトを組んでいたのだよ・・・


で、今回はソレを うpすることにした。


まずは、ソースなど ひけらかしw・・・

'***** ↓↓↓Title↓↓↓ *********************************************************

'ThumbnailSettings
'Developed by LazwardFox
'Release 20080507_0410


'◆◆◆ Information ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

'本スクリプトでは、エクスプローラでの画像のサムネール(縮小版)表示の
'サイズと表示品質を任意に設定できます。



' VBScriptでは、クォーテーション [ ' ] が、行頭にある部分は実行されません。
' 正しくは、クォーテーション以降は注釈扱いとなります。念の為…

'本スクリプトは、コマンドライン ないし ショートカット中に
'パラメータ /t を付加することで、テストモードで動作します。

'ショートカット中の記述 ▼
' "C:\Documents and Settings\[Account]\デスクトップ\Thumbnail Settings.vbs" /t




'***** ↓↓↓Decralations↓↓↓ *********************************************************

On Error Resume Next

Const vbWq = """"
Const strRootKey = "HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\"
Const strTgtKeys = "ThumbnailQuality,サムネイルのクオリティを数値で指定してください。,50,100,90,DWORD*ThumbnailSize,サムネイルのサイズを入力してください。,32,256,96,DWORD"

'----- ExtendConstantLiterals
Dim vbWCrlf
vbWCrlf = vbCrLf & vbCrLf
'--------------------------

Dim strCL1stPar, arTgtKeys, strTgtKey, arTgtValues, strKey
Dim numMin, numMax, numDef,valType, strErr, strMsg, strStVal, numStrVal
Dim strInVal, numVal, strVal, intDig, strWtVal, strEnd

Set WSHArguments = WScript.Arguments 'コマンドラインパラメーター取得
Set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Set FS = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 'レジストリキー作成に使用。

'***** ↓↓↓MainRoutine↓↓↓ *********************************************************

strCL1stPar = WSHArguments(0)
arTgtKeys = Split(strTgtKeys, "*")
For Each strTgtKey In arTgtKeys
arTgtValues = Split(strTgtKey, ",")
strKey = CStr(Fs.BuildPath(strRootKey, arTgtValues(0)))
numMin = arTgtValues(2)
numMax = arTgtValues(3)
numDef = arTgtValues(4)
valType = arTgtValues(5)
strErr = ""
strMsg = arTgtValues(1) & vbWCrlf & vbTab & "指定可能な値は、" & numMin & "~" & numMax & " で、" & vbCrLf & vbTab & "既定値は " & numDef & " です。"
strStVal = WshShell.RegRead(strKey)
numStrVal = CInt(strStVal)
Do
strInVal = InputBox(strErr & strMsg, arTgtValues(0), numStrVal)
If strInVal = "" Then
If strEnd = "" Then
strEnd = "処理を中止しました。"
End If
Exit Do
End If
numVal = Cint(strInVal)
strErr = "◆ 入力値が誤っているか、範囲を超えています。◆" & vbWCrlf
Loop Until numVal < numMin or numVal > numMax
If Not strInVal = "" Then
Pc = Pc + 1
strEnd = UCase(Pc) & "つの設定を"
If valType = "DWORD" Then
strVal = CStr(numVal) 'Cstr(Hex(numVal))
intDig = 8 - Len(strVal)
strWtVal = String(intDig, "0") & strVal
Else
strWtVal = strVal
End If
valType = "REG_" & valType
If LCase(strCL1stPar) = "/t" Then
msgbox "RegKey - " & strKey & vbCrlf & "SetValue - " & strWtVal & vbCrlf & "ValueType - " & valType
strEnd = "テストモードです。" & vbWCrlf & strEnd & "表示しました。"
Else
WshShell.RegWrite strKey, strWtVal, valType '対象となるレジストリキーへ、値を書き込む。
strEnd = strEnd & "変更しました。"
End If
End If
Next
WSHShell.Popup strEnd, 5, "Thumbnail Settings", vbInformation


結構前に組んだので、ブログ幅全く気にしてなかったり、余計な解説入ってたり、変数名の付け方違ったり と、
最近のとは かなり趣が異なっているのだが、このトコロ、とんと公開していないので、
殆どの閲覧されている諸兄には、何のコトやらサッパリなコトかとオモワレw


で、コレ▼ が、アーカイブ。 中身の実行ファイルがインストーラなので、手間はナイ。

ThumbnailSizeSettings.zip

設定が済み、端末を再起動すると、変更が適用されます。
以後は、管理ツール内にできる [ThumbnailSize Settings] を使い、何度でも設定変更可能です。


まぁ、スクリプトベースの"なんちゃってGUI"も、インストーラ仕立てで なんとなく様になってて、
この程度仕上げてあれば、なんとかまだ、使い良いほうかと・・・

・・・って、ホントは VB2k8でスライダ使った仕様のを用意していたのだが、
結局同時期に、途中のまま放置されていると云う事実もあったりww


なにせ 一度設定してしまえば要らないモノなんでねぇ、そりゃモチベーション揚がらない罠(´ヘ`;)-----
今年夏に発行されたばかりの、RAW Thumbnail Viewer2 な、サイトから消えてるw
やっぱりExif取得失敗バグの修正、容易には出来なかったか・・・

あと、RAW Thumbnail Viewer のほう、DLサイトはEnglishのみなのだワ、コレが。
それに、同画面には、"Download Trial" とあるが、無償ツールだ。
疑うなら コチラを観てもらえば判る、一覧中の このアプリには、購入ボタンはナイのだよ。
<そのまま使えるVBscript インストーラ仕様w>

2009/10/05

アノ・・・


前ログでDownload出来なかった RAW Thumbnail Viewer 2 が オトせるようになってたので、
何気に早速、旧版削除して、煎れてみますた~

ざっと使って診て、判った点を列挙しようかな・・・


● 改良点

 ・多国語対応
GUI依存のシロウトには向いてるのでは?

 ・EXIF(撮影情報)表示/テキスト出力機能
SIGMA PhotoPRO(以後 SPP)を起動することなく、凡その値取得が可能。

 ・EXIF表示画面での、RAW仮現像サムネイルプレビュー
レジストリレベルでの、エスクプローラの設定を行う必要はなくなる。
(したほうが使い良いケドねw)

 ・エクスプローラで、ファイルのInfoTips内に撮影日時が表示されるようになる。
SPPを起動するコトなく、撮影日時をチェキ出来て便利。
ちなみに、X3Fファイルは、Windows既定の撮影日プロパティを持たない為、
デフォのエクスプローラでは確認できないが、ソレが可能になる。



と まぁ、一見、良いコトづくめのようだが、そうは問屋が卸さないっ と、ばかりに問題も山積w


● 難点・欠点・バグ

 ・広告の向きが強くなった。
インスコ時に無効化できる。

 ・ファイル関連付けでアイコンが変わってしまう。
設定次第で如何様にもなるので無問題。

 ・タスクバーにアイコン常駐してしまう。
手動で停止が可能。 設定可能な項目はナイ、スタートアップから消せばイイかもw

 ・彩度、コントラスト、シャープネスの値は、誤ったモノが表示される。
X3Fファイル限定カモw って、あるイミ致命的、アップデートに期待するか、諦めるかw



・・・今までは、SPPで無ければ出来なかったX3Fファイル内のEXIFを表示し、
ソレをOneClickでテキスト出力可能なのは好感持てるが、SIGMAのEXIFを完全には読めていないようで、
彩度、コントラスト、シャープネスの値は誤ったものが表示されている。
結局、更に細かで正確な情報を要すると云うのなら、SPPを使うしかないのだ。

そう云う理由で、WindowsのエクスプローラでEXIF参照が不要、且つ
単にサムネイル表示できるだけで良いのなら、古いRAW Thumbnail Viewerの使用をオススメする。
エクスプローラを、レジストリカスタマイズや、アプリケーションオブジェクトとして駆使できる向きには、コチラで充分。
同様に無償とは云え、正常な値を取得できない RAW Thumbnail Viewer 2 は無用だと思う。

・・・しかし、InfoTipで撮影日時だけでも確認できるのは、SPP開く手間が省けてかなり便利なのかも知れない。


ま、総じて判断するならツマるトコ、本家SIGMAが、仕様を把握できてない他社をアテにせず、
Windowsエクスプローラ向けにドライバを発行するのが、スヂと云うモノだ!
ソレも出来ないで、独自のファイル形式やEXIFなどを使うと云う発想に、大いに問題がある。
現像を端末に依存する以上、ソレはカメラとしてみる以上に、端末周辺機器であるという認識を持つべきだ。


・・・おきつねさまは結局、旧版 RAW Thumbnail Viewer に戻しましたww
上記バグの解消と、もう少し便利になったら差し替えたいと思います。

やっぱり、(SPPにも無い)複数ファイルのEXIF連続テキスト書き出し機能は欲しいよな・・・(´ヘ`;)

2009/10/03

残念っっ( >_<)・・・


SIGMAからメールが届く・・・ 
あの市川ソフトラボからSILKYPIXのFoveon(X3Fファイル)対応プレビュー版公開との案内。
今日朝方寝る前wに、サイトからDLし、のて機に煎れて早速試用してみた。

インスコに少し時間が掛かったので嫌な予感がしたが、やっぱり・・・(-_-;
起動がPhotoshopに近似て重い。 ま、画像扱うブツだし、ココは割愛できる。

早速、X3F保存先フォルダを開いてみた・・・ 一覧プレビュー、RAWデータを基に表示してない・・・
X3Fファイルに内包されているプレビュー向けJPEGを開いているのがバレバレ・・・

ま、ココまでは、諦められる、が、更に嫌な予感・・・
出力テストを行う為、1ファイルを調整するモードにしてみたら、ソレが現実のモノとなった。
やっぱり同様に処理していた、プレビューの色データを基にカラーバランスを取ってる・・・(-_-;)
多分画面だけの問題なのだろうと、無理やりポジティブな思考の基、現像してみる・・・
更に最悪なコトに、その結果も、ダメだった・・・


何? ナニが問題か判らぬとな!?
それは、SD14のクセを知らぬモノにとっては、そうなるやも知れぬな・・・(´ヘ`;)

ならば説明しておこう!! おきつねさま愛機 SIGMA SD14とは、
相性の悪いCFカードを使って撮影すると、プレビュー画像がマトモに記録されないのだ!!
トクに、露のナイ対象を、シャッター開放時間0.5sec以上に設定した場合などに顕著に現れる。
・・・ぢつのトコ、記録媒体との相性なんてのは全然関係なくて、
ファームウェアのツメが甘いとか、某F社製プロセッサのバグっつ~ハナシもww


で、そんな壊れたプレビューJPEGの色情報を基に、
RAWを補正して現像してしまうのだから、当然こうなる▼



因みに SIGMA PhotoPRO(本家現像アプリ)なら・・・▼ 
現像向けの色調整は、X3Fファイル内のRAW部のみを使って処理してくれるので、取り敢えず、面目躍如ではあるw
つか、正しいっつ~コレ▲も、若干色がヘンだったりするのだが、コレには現像アプリは全く関係がナイ。
ぢつは、対象が暗いのに、SD14のカラーモードをAdobeRGBのままで撮影強行した為こうなってしまったのだ(爆)
・・・要は、露がナイときは sRGBモードで撮影しないと、ツラいカメラだっつ~コトw


ただ、この本家現像ツールでも、特定モードでプレビューすると、SILKYPIX同様だったりする。
・・・って、1つ前の版までは無かった機能なので、評価は分かれる。


-----
ちなみに、X3Fファイルプレビューするなら、本家より高速で高品位、
且つ フリーな、エクスプローラのプラグインとして機能するブツが存在している。
本来は、発行社が開発/販売しているアプリケーションのオマケwだったようだが、
某SusiePluginのように、エクスプローラの縮小版(サムネイル)表示モードにするだけで使えるので便利なのだ。

以前にもココで紹介した、ArcSoftRAW Thumbnail Viewer だ。
残念ながら日本語サイトでは紹介のみで、Downloadは出来ない。

が、このEnglishサイトからオトせるので、仕様が気に入ったのなら利用するのもアリだろう。
操作もコレと云ってナイので、別に英帝版でも支障は全くナイ。

また、何時の間にやら RAW Thumbnail Viewer 2 ってのが出てたw コチラは日本語サイトには載ってない。
って正直今のところ、前の版で不便してないので、試用の予定は無い。
(つか、まだファイル自体が準備前だったらしく、DL出来なかった・・・)
後日、コレ▲の試用インプレうpしてたので、取り敢えずリンクなど・・・

いずれを使うにしても、エクスプローラのサムネイルサイズを、
レジストリいじって大きくしておかないと、PhotoPROやSILKYPIXのサムネイルモードの代替はできない。
しかし、ソレをヤるだけの価値があると断言しておく。
何故なら、コイシは プレビューJPEG無視して RAWデータを基にサムネイル表示してくれるからだ!!
何より、SIGMAのX3F形式も含め、驚くほど多くのRAWデータ形式に対応している。
多種の機材を所有/活用している向きには、トクに最適なのではナイかと思われる。

正直コイシが使える環境下なら、(Windowsなら)エクスプローラと
X3F単純現像と撮影情報テキスト吐き出ししてくれるコマンドラインアプリさえあれば、
おきつねさま運用下では、PhotoPROやSILKYPIXなんて重いツール要らんのよ実際・・・

画像補正は、TIFF書き出ししたのをPhotoshopとかで処理すればイイんだし。
・・・って、だったらX3F読める新しいPhotoshop買えっつ~ハナシだワな(自爆)

でも連続で、現像と撮影データ書き出しってのは、いずれにしてもムリか・・・
現像ツール、作ろうか知らん・・・(´ヘ`;)


-----
上の問題が解消しようが、金に余裕があろうが、基の仕様が あのままならSILKYPIXは、まず買わぬな。
・・・以前より評判高かったし、いつかは欲しいアプリの1つだったのだが、今回試用して、完全にそう思った。

ナニが不満かって?

無償のプレビュー版なので、現像失敗には まだ目をつぶれるのだ。
しかし、アノ挙動は頂けない。 ・・・テンポラリファイルでもドウかしたらウザいのに、フォルダ作っちゃうってナニ?

ストレージ(基データ保存先)に、勝手にフォルダ作られるのってキライなんだよね、
りんご機アプリじゃあるまいし・・・┐(´_`)┌

このアプリに限らず、テンポラリの配し方って、もう少し熟考したほうがイイと思うよ、デベロッパなら。


・・・まぁ耳のイタい開発者、多いコトであろうΨ(`∀´)Ψ