2009/07/07

ひっそりと・・・


・・・続いているモノもあるかと思えば、片や、ひっそりと往年の猛者が消えて逝ったようだ。 Source 20090707


その昔、8bit端末で、Basicやマシン語イジってたコロには、1200bpsモデムが190k円、
8chMIDIユニットが200k円近くした、とても通信に手を出すドコロのハナシではない・・・( ; ゚Д゚)

それから時を経て、ようやく音響カプラ(Max300bps)が日本市場から消え、
アナログモデムが50k円を切る価格となり、通信速度も2400bpsが標準になってきた頃、
まだ電話加入権なるモノが太々しく幅を利かせていた時代に、NTTのアナログ電話回線を、200k円近く払って導入、
NiftyServeの、テキストレベルでの通信に手を付けたのを思い出す。
あのキホン部分は、CompuServeそのものだったのだと思うと、なんとも感慨深い。


思い返すにアノ当時は まだ、日本の名立たる端末メーカーは、切磋琢磨、
凌ぎを削ってハード/OSも各社独自路線、プロセッサは、その多くが インテルi286 ないし その互換石、
それ以外の(日本国内での)亜流は、モトローラの MC68xxx系を採用していた。

一部機種を除き、メモリの最大容量は十数MB程度、2MBのメモリモジュールに100k円払った記憶もある。

OSもMS-DOS3.x・・・
Windowsに至っては、3.0すら お目見えしてなく、国内で まず利用者を見るコトは無かった。

HDDは、SCSIやSASIが主流で、容量も数十MBで数万~数十万円と高価、
IDE搭載端末(IBM PS/2ほか海外端末)など利用者少数で、殆ど居なかった。

現在では ある意味常識のLANに至っては、(商品としては)そのコトバすら普及して無かった、
当時は、各社好き勝手に銘打って、企業向けインフラとしてのみ発売、
デバイスドライバですら、別途高額で購入を要求されたモノだ。

そんな法外な対価を要求された時代の、
ある種のグロバールスタンダード その一角を成した企業 だったと云えるだろう。


その数年後、デジタル回線ISDNが企業向けに、更にその数年後、INS64として一般でも安価に導入可能になった。
おきつねさまは早速、富士通製ルータ(60k円強)を購入し、LAN(10BaseT)周りも揃え、回線を切り替えた。

しかし、NTTのそれらサービスに競合者も無く、現行の定額路線 Fletsサービスは無かった。
接続回線提供者(NTT)と通信会社(今で言うプロバイダ)に、それぞれ従量制で払うコトとなり、
通信料金月額は、軽く60k円を越える月もザラにあった・・・ 
月の稼ぎの殆どが、ソレだけで飛んでいったモノだ(´ヘ`;)

その頃には、米帝でのインターネット(回線)のハナシも かなり耳にするようになっていたが、
国内には、低価格で即利用可能な接続プロバイダは存在していなかった。
また、回線速度を生かす体での維持には、月3000k円以上掛かるとの試算もあり、諦める日々が続いた。
だが奇しくも、19950117未明に発生した あの震災によって一躍名が広まるコトとなり、
普及に拍車が掛かった、おかげで程なく おきつねさまの元へも(接続が)届くコトとなった・・・

あれから、
FREECOM [TRY-NET 平成電電] -Wiki- (INS64MP[128kbps] PPPoE ISDNRooter NAT)
に始まり、
ProviderZERO (INS64 PPPoE ISDNRooter NAT)
ProviderZERO (ADSL8M PPPoE Modem+BBRooter NAT)
Interlink ZOOT (ADSL8M PPPoE Modem+BBRooter Unnumbered 8IP)
USEN BroadGate01 (NTTEastDarkFiber100M 光LAN BBRooter Unnumbered 8IP) と云う遍歴を経て、
現在 USEN GyaO (NTTWestFlets光100M PPPoE CTU NAT) に至る。


・・・今、この恵まれた時代しか知らずに、安価で安定した端末を手にし、
極めて高速度なネットワークを定額低価格で謳歌している世代が、なんとも羨まれる(´ヘ`;)
<びんちょうたん CompuServe おつかれシリーズ>

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